香港メディアの香港01は7日、グーグル（Google）香港の旅行先検索トップ10のうち9つが日本だったとし、「この国が日本の独占を阻止した」と報じた。

記事は、「新型コロナが世界的に猛威を振るい、ここ2～3年海外旅行に出かける機会はゼロに近かった。しかし、今年は世界各地で続々と“スイッチ”が入り、コロナ対策が緩和される傾向にある」と説明。香港でも海外旅行への関心が一段と高まっていると伝えた。

その上で、グーグルがこのほど発表した人気観光地のトップ10で「香港人の庭」とも呼べるほどポピュラーな旅行先である日本が9つを占めたと説明。日本以外の国では唯一、10位にシンガポールが入ったと紹介した。

そして、「9位から上は日本の天下だ」とし、9位和歌山、8位河口湖、7位神戸、6位名古屋、5位沖縄、4位大阪と順に説明。3位が「トレンドと文化、娯楽、ショッピングを兼ね備えた」東京、2位が「現代的な都市と伝統的な建物が融合した」福岡、そして1位が「自然や歴史的建築物が数多い」京都だったとした。

記事は最後に、「以前、都道府県別の人気旅行先ランキングで1位にもなった北海道は、今回のグーグル検索を基にしたランキングではランクインしなかった」と伝えている。（翻訳・編集/北田）