サムスンがファウンドリー市場で不振、TSMCとの差がさらに拡大=韓国ネット「文在寅のせい」

Record Korea    2022年12月12日(月) 6時30分

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9日、韓国メディア・エコノミストは「台湾TSMCが世界の半導体ファウンドリ(受託生産)市場でサムスン電子との格差をさらに広げ、1位の地位を固めた」と伝えた。

2022年12月9日、韓国メディア・エコノミストは「台湾TSMCが世界の半導体ファウンドリ(受託生産)市場でサムスン電子との格差をさらに広げ、1位の地位を固めた」と伝えた。

台湾の調査会社トレンドフォースによると、7~9月期のサムスン電子のファウンドリ売上高は55億8400万ドル(約7626億円)で、前四半期より0.1%減少した。このためシェアは前四半期比0.9ポイント下落の15.5%となった。一方、同期間のTSMCのファウンドリ売上高は201億6300万ドルで、前四半期比11.1%増加し、シェアは2.7ポイント上昇の56.1%を記録した。これにより、TSMCとサムスン電子のファウンドリ市場シェア格差は、4~6月期の37ポイントから7~9月期に40.6ポイントまで拡大した。

ファウンドリ製造メーカーの多くが注文量の減少などに影響を大きく受けたが、TSMCはiPhoneの関連の注文によりシェアを確保しており、顕著な成長を見せたと評している。サムスン電子は新型iPhoneシリーズ関連の部品需要はあったものの、ウォン安の影響を一部受けたと説明している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「全く競争相手にならない数字じゃないか」「文在寅(ムン・ジェイン前大統領)の在任5年間で差がより大きくなった」「こうなったのは文在寅政権のせい」「李在鎔(イ・ジェヨン)会長を誰が5年間も監獄に入れた?」「文在寅が企業をいじめたせいで、みんな倒れていく」「サムスンを抑圧したのは米国でも日本でも中国でもなく、韓国人だ」など、文在寅政権批判の声が殺到している。

その他、「結局はアップル、NVIDIAと組んだチームが勝つということだ。サムスンがアップルと、ということはほぼ不可能だから、今後もずっと差はついたままだろう」「サムスンなら大丈夫!ここからがスタートだよ。いくらでも追いつける!」「サムスンはファウンドリを始めて長くない。TSMCと並ぶにはまだ時間が必要だというだけだ」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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