FIFAワールドカップカタール2022の準々決勝でポルトガル代表が敗れたことで、中国の俳優リー・シエン（李現）が中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で嘆きの声を上げている。

大のバスケ好きで、サッカーファンとしても知られるリー・シエンは、今回のワールドカップを日々注目している芸能人の1人。現地の先月20日に開幕して以降、ウェイボーはサッカーに関する投稿一色となり、中でもファンを公言しているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドへの応援や、勝った試合への祝福を連日投稿していた。

10日、準々決勝に勝ち進んだポルトガル代表は、アフリカ勢で唯一残ったモロッコ代表と対戦。前半終盤にモロッコが挙げた1点を覆すことができず、敗退が決まった。試合後は、悲願のワールドカップ制覇を目指していたクリスティアーノ・ロナウドの涙も大きな話題となった。

リー・シエンは11日、ウェイボーで「ロナウドの涙を見た瞬間、僕はテレビを消した」と、観戦後のメッセージを投稿。「彼は終わった。恐らく彼にとって最後のワールドカップの一戦だろう。そして僕も終わった。たぶん僕の青春が…」と感傷的な言葉を並べている。

約80万の「いいね」を集めたこのメッセージには、同じくクリスティアーノ・ロナウドを愛する同志たちから、つらい思いや残念な気持ちに共感するコメントが大量に寄せられている。(Mathilda)