中国スポーツメディアの直播吧は11日、韓国紙・朝鮮日報がこのほど、サッカーのワールドカップ（W杯）カタール大会における日本代表のパフォーマンスと日本サッカーの発展について分析する記事を掲載したことを取り上げた。

それによると、朝鮮日報の記事は、日本代表の今大会における試合内容について「戦術面で変化に富み、トレンディーなサッカーがそっくり盛り込まれていた」とし、グループリーグで強豪のドイツとスペインを破ったのは偶然ではないとした。

また、「日本サッカー協会はJリーグ百年構想を整然と推し進め、英国やドイツの先進的なユース育成システムを国内に導入し、協会レベルでJリーグクラブに奨励金を与え、優れた国内選手を欧州に進出させている」とした。

さらに今回の日本代表については「大型ストライカーが不在で、卓越した身体条件と技量を持つワールドクラスのディフェンダーの前では劣勢のように見えたものの、そうした弱さを克服し、ミッドフィルダー陣によるパス中心のサッカーでチャンスを求めた。日本には（韓国代表の）ソン・フンミンとキム・ミンジェのようなワールドクラスのフォワードとディフェンダーはいないが、もし彼らが日本代表にいたら、試合結果は全く違うものになっていただろう」とした。

そして、「韓国代表は現在、ワールドクラスの選手を複数擁している。われわれが日本に匹敵するサッカー発展システムを備えれば、日本よりもはるかにサッカー強国になれる」とした。

直播吧の記事のコメント欄には、中国のサッカーファンなどから「もしもなんてない」「韓国人は他人の物を何でも欲しがるからな」「（韓国は）今度は日本のサッカー発展システムに目を付け、世界遺産登録を目指すのか？」「ナマコサッカー協会（中国のこと）はあなたたち（日韓）がうらやましい」「日本代表の選手たちもワールドクラス。ソン・フンミンもキム・ミンジェも必要ない。強すぎるクロアチアに対し、日本はブラジルよりもいいサッカーをしていた」などの声が寄せられた。（翻訳・編集/柳川）