やっとの思いで妊娠した女性が流産、看護師の「信じがたいミス」が原因か―中国

Record China    2022年12月14日(水) 0時0分

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中国・重慶市の病院で妊娠中の女性に看護師が処置を誤り、女性が流産する事故があった。

中国・重慶市の病院で妊娠中の女性に看護師が処置を誤り、女性が流産する事故があった。地元メディアの重慶広電が12日付で伝えた。

女性(31)の義母によると、女性は1カ月ほど前に体外受精で妊娠していたが、入院先の重慶新欧中西医結合医院の看護師が尿道に挿入すべきカテーテルを誤って膣(ちつ)に挿入したことで出血し、その日のうちに流産したという。

義母は「彼女は何年も妊娠せず、15~16万元(約300万円)かけて(体外受精で)やっと妊娠したのに」「本当につらい。彼女はもう31歳。経済的にも物質的にも、家族みんなが全精力を彼女に注いだ。それなのに流産して、今後もう妊娠できなくなったらどうするのか」と語った。

病院の責任者は「われわれ自身の能力の問題。(挿入を担当した)看護師はそれほど勤務経験がなかった」「技能訓練を強化し、当該看護師は解雇も含めて処罰する」と不手際があったことは認めたものの、挿入を誤ったことと女性が流産したことには「必然的な関連性はない」と主張している。

中国のネットユーザーからは「家族にとっては受け入れがたいだろうな」「うっかりにもほどがあるでしょ!」「こんなミスするなんて信じられない。どうやって看護師試験にパスしたんだよ」「病院は認めたからには賠償すべき。看護師一人にすべての責任を押し付けて終わりじゃすまされない」「私立病院の看護師のレベルは低い」「公立のもっと大きい病院に行けばよかったのに」といった声が寄せられている。(翻訳・編集/北田




※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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