Record China 2022年12月14日(水) 18時0分
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世界プロフェッショナルビリヤード・スヌーカー連盟(WPBSA)は12日、新たに中国人選手1人に八百長の疑いがあるとして資格停止処分を下した。
世界プロフェッショナルビリヤード・スヌーカー連盟(WPBSA)は12日、新たに中国人選手1人に八百長の疑いがあるとして出場資格停止処分を下した。これに先立ち、中国人選手6人に同じく八百長の疑いで資格停止処分が下されていた。中国メディアの観察者網が13日付で伝えた。
同連盟は声明で、「WPBSAのジェイソン・ファーガソン会長は顔丙涛(イエン・ビンタオ)のワールドスヌーカーツアーへの出場を取り消すことを決定しており、この決定は直ちに発効する」と表明。「出場停止期間は試合結果の操作に関する調査が終了するまで続く」とされた。
記事によると、顔は現在世界ランキング16位。2016年にプロ転向してから次々と好成績を上げ、21年にはスヌーカーのグランドスラム3大大会の一つであるマスターズで優勝も果たした。
中国選手をめぐってはこれに先立ち、賭博目的で試合結果を操作した疑いがあるとして、梁文博(リアン・ウェンボー)、魯寧(ルー・ニン)、李行(リー・シン)ら6選手に出場資格停止処分が下されていた。
中国のネットユーザーからは「恥知らず」「紳士の遊びがクズの遊びになってしまった」「裏に大きな組織があるのだろう。(WPBSAと同様の処分を選手に科した)中国ビリヤード協会もかばいきれなくなっている」「賭博は消えない。中国のスポーツ、ひいては国家も腐っている」といった声が寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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