大規模な騒乱から間もなく5年、北京は厳重警備敷く=天安門広場入場は2時間待ち―香港紙

Record China    2014年7月3日(木) 10時43分

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2日、香港紙・明報によると、今月5日に5周年を迎える新疆「7.5事件」に備え、北京市は警備を強化している。写真は天安門。

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2014年7月2日、香港紙・明報によると、今月5日に5周年を迎える新疆「7.5事件」に備え、北京市は警備を強化している。

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2009年7月5日、新疆ウイグル自治区ウルムチ市でウイグル族と漢民族の大規模な衝突事件が発生。犠牲者・負傷者を合わせると2000人近い被害者が出た。事件の5周年に当たる今月5日には同様の事件が発生する可能性もあるため、北京市の警察当局は職員に休日返上の24時間体制の警備を命じている。内勤職員も、通常業務を完了後にパトロールするよう求められている。

中国の政治の中心である中南海周辺では、車両の突進を防ぐための柱や門が設置され、大量の人員を投じてパトロールを行っている。天安門広場に入るためには何カ所もの検問所を通過する必要がある。検問所では身分証明書の提示はもちろんの事、セキュリティーチェックも行われ、2時間待ちの渋滞になると予想されている。

警察要員のほか、85万人のボランティアスタッフも警備に参加。ボランティアスタッフは2人1組や複数で1グループを組み、主要地区をパトロールする。このほか、中国新聞網の報道によると、テロを未然に防ぐため、北京警察当局は1日から1000人余りの人員を投入し、市内995カ所のガソリンスタンドを検査している。(翻訳・編集/内山

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