Record China 2022年12月16日(金) 15時0分
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サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会でアフリカ勢初の4強入りを果たしたモロッコ代表について、中国ウェブメディアの澎湃新聞は、「日本代表と同様に地道に努力を重ねた結果だ」とする記事を掲載した。
モロッコは14日の準決勝で前回大会優勝のフランスに敗れたが、グループリーグでベルギー、決勝トーナメントでスペイン、ポルトガルと欧州の強豪を連破した。
記事は、モロッコ代表の躍進の理由を、中国古来のことわざ「厚積薄発(時間をかけて地道に努力を重ね、確実に蓄積した力を少しずつ発揮していく)」で形容。ユース年代の育成や国内リーグの整備など、「日本サッカーのアフリカ版」だとした。
記事によると、モロッコはこれまで1994年、1998年、2006年、2010年のW杯招致に立候補し、すべて落選しているが、サッカーに対する熱狂的な雰囲気の醸成に役立った。
「ハードウエア」をW杯招致の要件を満たすようにするため、スタジアム建設に毎年「貴重な財産」を投じ、全国の若者に場所を提供してきた。
世界一流のサッカー施設の建設、若い才能の選抜と訓練、質の高いサッカー管理人材とスタッフが、モロッコの大躍進の礎となった。
国内のプロリーグは6部まであり、登録されているクラブ数は230を超える。
アフリカで初めて発足した女子のプロリーグが、今年のアフリカ女子選手権で準優勝に輝いたモロッコ女子代表を育んだ。
フットサルの代表チームは2016年と18年にアフリカ王者に輝き、21年W杯では8強入りを果たした。カタールW杯のポルトガル戦で活躍した左SBのヤヒア・アティヤット・アッラーは元フットサルプレーヤーだ。(翻訳・編集/柳川)
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