中国でモモ缶に続いてレモン買い占め、卸値2倍に=ネット民「オレンジまで入手困難」「次は何だ?」

Record China    2022年12月15日(木) 18時10分

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中国で新型コロナウイルスの症状緩和に効果があるとしてモモの缶詰が買い占められたのに続き、今度はレモンが買い占められているようだ。

ゼロコロナ政策を緩和した中国でコロナの症状緩和に効果があるとしてモモの缶詰が買い占められたのに続き、今度はレモンが買い占められているようだ。中国メディアの済南時報などが15日付で伝えた。

記事によると、このほど天津市でレモンに群がる人々を撮影した動画がネット上で話題になった。上海交通大学医学院付属瑞金医院の寧光(ニン・グアン)院長が8日の会見で「(コロナの)症状がなかったり、少し鼻詰まりがある場合には、新鮮なレモンをお湯に浸して飲むと良い」と発言したことがきっかけとみられる。

青果市場の関係者は「レモンの需要が予想を上回っており、通常の供給状況に戻るのは2~3日かかる」と説明。四川省や浙江省、湖北省などではレモンの卸値がここ1週間で2倍以上に跳ね上がっているという。

中国のネットユーザーからは「レモンだけじゃなくオレンジまで入手困難」「中国人の安心感は『ストック』の一語で表現できる」「どんなに売れない物でもコロナに効くと言えば売れる」「運動しましょうというアドバイスは聞かないのにね」「モモ缶にレモン。次は何を買い占めるんだ?」など、あきれたような声が上がっている。

専門家は「ビタミンCの過剰摂取は健康を害する」として注意を呼び掛けている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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