民族音楽の精華・浦東派琵琶の博物館がオープン―上海市

Record China    2007年6月22日(金) 21時21分

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上海市にまもなく浦東派琵琶専門の博物館がオープンする。数多くの貴重な琵琶や楽譜が展示されるという。浦東派は長い歴史を持ち、人々に親しまれてきた流派。「十面埋伏」などの名曲は知らぬ者がいないほどだ。

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上海市にまもなく浦東派琵琶専門の博物館がオープンする。数多くの貴重な琵琶や楽譜が展示されるという。

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琵琶と言えば中国の伝統音楽の精髄とも言うべき楽器だが、なかでも浦東派は長い歴史を持ち、人々に親しまれてきた。「十面埋伏」「霸王卸甲」「春江花月夜」などの名曲は、中国人ならば知らぬ者はいないほどだ。

浦東派は清朝の乾隆帝・嘉慶帝時期に誕生した。以来200年の歴史には多くの名手が生まれている。江南一と讃えられた鞠士林(ジュー・シーリン)、北京で皇族に琵琶を教え、「琵琶天下一」の称号を受けた陳子敬(チェン・ジーチン)らが特にその名を知られる。

現代でも、林石城(リン・シーチェン)氏とその弟子たちによる浦東派琵琶は音楽界で一目置かれる存在。古典的技法を継承するだけではなく改良も進め、世界の音楽会に影響を与えているとまで言われている。(翻訳・編集/KT)

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