女優リウ・イーフェイ（劉亦菲）と俳優リー・シエン（李現）が主演の中国ドラマ「去有風的地方」で、このほど公開された予告動画に不満の声が上がっている。

今年、16年ぶりに出演した時代劇ドラマ「夢華録」が大人気となったリウ・イーフェイだが、「去有風的地方」はヒット後の最新作として、今春のクランクイン時から注目を集めてきた作品。今月15日、動画配信サービス・芒果TV（マンゴーTV）が行った2023年度新作の発表会において、予告動画が初公開された。

「去有風的地方」はホテルの管理職として働く女性が、親友の死をきっかけに傷ついた心を癒やすため、都会を離れて農村に滞在し、そこで出会った人々と温かいリゾート建設に挑むというストーリー。公開された約30秒の予告動画では、ロケ地となった雲南省大里の美しい風景や、リウ・イーフェイが乗った馬を引くリー・シエンの姿などが登場する。

しかし動画に登場する主人公の声と思われるセリフが、リウ・イーフェイの声ではなく、別人だったことが中国版ツイッター・微博（ウェイボー）でも話題に。本人の生声ではないことから、「期待はずれだ」「一瞬で見る気を失った」「わざとらしい声にうんざり」などと落胆を示すコメントが多く見られた。

だが一部のネットユーザーからは、「去有風的地方」のメインキャストには声優を使っていないため、予告動画の女性の声はあくまでナレーションにすぎないのではないかとコメントが寄せられており、制作側の公式発表を望む声が上がっている。(Mathilda)