台湾人観光客の男が酒気帯び運転により日本の警察に逮捕されたことを受け、台湾のネット上で男性への批判が殺到している。中天新聞網や民視新聞網など、複数の台湾メディアが20日付で伝えた。

北海道放送によると、北海道倶知安町ニセコひらふで18日、酒気帯び運転をしたとして31歳の台湾人観光客の男が逮捕された。信号機が青になっても発信しなかったり、ふらついた走行をしたりしていたことから警察官が停車させて調べたところ、呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたという。

男は取り調べに対し、「基準値を超えているのは分かる」と語る一方、「性能を疑っているわけではないが、検査機器の精度を知りたい」などと話しているという。

この報道は台湾の有名なネット掲示板PTTでも話題になり、台湾のネットユーザーからは「本当に恥さらしだ」「日本人は彼をオホーツク海に捨てていいよ」「台日友好がこんなやつに汚された」「日本人が台湾人にしてくれている特別待遇を害するようなことはするな」「台湾では飲酒運転の罪が軽すぎる謎。これこそが本当の恥」「日本人の安全のために台湾人にレンタカーを貸さない方がいいよ」「日本に行ってまで飲酒運転って、狂ってる」といった批判が殺到したと記事は伝えている。（翻訳・編集/北田）