国際サッカー連盟（FIFA）のジャンニ・インファンティノ会長がワールドカップ（W杯）の開催を現状の4年に1度から3年に1度に変更することを希望している。

中国メディアの澎湃新聞が21日、「メトロ」など複数の英メディアの報道として伝えたところによると、インファンティノ会長は（在任が見込まれる）今後10年の間にW杯を3年に1度の開催にする新たな計画を実行したいと考えており、この案にはすでにアジアサッカー連盟（AFC）とアフリカサッカー連盟（CAF）から賛同を得ているという。

FIFA は以前、W杯を2年に1度開催する案を進めていたものの、欧州サッカー連盟（UEFA）と南米サッカー連盟（CONMEBOL）からの反対に遭い実現できず。3年に1度の案も両者から賛同を得られるかがカギとなるが、英メディアは「カタールW杯で大きな商業的成功を収めたインファンティノ氏は、改革の実行に自信を持っている」と伝えている。

この案について、中国のネットユーザーからは「1年に1度でいいんじゃない？」「いっそ1年に3度開催しては？」「春夏秋冬に1回ずつというのはどうか」「1年に10回くらい開催すれば中国は出場できるかもね」など冗談めかした声が上がった。

一方で、「私は反対」「金が欲しくて狂ったな」「早く彼を（会長の座から）降ろした方がいい」「3年に1度じゃどこかでオリンピックとぶつかる」「各種大会がたくさんある。3年に1度はファンはうれしいかもしれないがトップ選手は喜ばないだろう」「この変更はW杯を破壊する。いつかオリンピックのサッカー金メダルがW杯優勝トロフィーより価値を持つことになるかもしれない」など、真面目なユーザーからは反対意見が多かった。（翻訳・編集/北田）