東京・上野動物園で2017年6月に生まれた雌のジャイアントパンダ「シャンシャン」について、来年2月の中国への返還が発表された。

東京都の小池百合子知事は23日の記者会見で、返還日が来年2月21日に決まったと発表した。また、前月の1月21日から2月19日まで行われる抽選制の観覧について説明。園内でのパネル展やシャンシャンへのメッセージを募るイベント「ありがとうシャンシャン」（1月11日～2月26日予定）についても紹介した。

シャンシャンは新型コロナの影響で返還時期がたびたび延期されており、返還日決定をめぐって日本のネット上では「とうとう決まってしまった」「つらい」などの声が聞かれた。一方、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）では日本メディアの報道を紹介する投稿に、「早く帰っておいでよ」「シャンシャンを歓迎する」などのコメントが寄せられている。（翻訳・編集/野谷）