2022年12月22日、韓国・国民日報によると、「喫煙を注意された」との理由で男子中学生2人が見知らぬ40代の女性を暴行する事件が発生した。

記事によると、男子中学生2人は18日午前4時半ごろ、韓国・大邱市内の道路で、「たばこを吸うな」と注意した40代の女性に暴行を加えた疑いが持たれている。

2人と共に現場にいた同級生の男子生徒はスマートフォンで暴行の様子を撮影し、その映像をSNSに投稿したという。

映像には、2人が女性に向かって靴を投げたり、飛び蹴りをしたりする様子が映っている。蹴られた女性はその場に倒れ込んでいる。女性が警察に通報しようとすると、2人は再び女性に殴る、蹴るなどの暴行を加えた。

2人は女性に喫煙を注意されて腹が立ち、犯行に及んだという。女性は全治3週間のけがを負い、治療を受けている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「罪を犯したら年齢に関係なく刑務所に入れてほしい」「少年法をなくすべき。こんな子たちを少年扱いする必要はない」「最近の若者は何をしても許されると思っている。加害者の顔を公開するべきだ」「両親と一緒に女性のところへ行き、ひざまずいて謝罪せよ」「両親も一緒に処罰しなければならない。親の教育にも問題がある」など怒りの声が上がっている。

また、「こういう時は黙って警察に通報するのが正解。関わってもいいことはない」「親でも止めさせられないものを…。そのまま通り過ぎればよかったのに」「そんな子たちでも放っておけずに注意した心優しい女性。心に大きな傷を負ったことだろう」などの声も見られた。（翻訳・編集/堂本）