訪日韓国人観光客の好みに変化?人気急上昇中の都市は=韓国ネット「日本が最高」「不買運動は…」

Record Korea    2022年12月27日(火) 6時40分

拡大

25日、韓国メディア・韓国日報は「韓国人観光客の間で『冬の日本旅行といえば、雪国風景を見るために北海道か、温泉を楽しむために九州の由布院・別府』という公式が崩れた」と伝えた。写真は大阪。

2022年12月25日、韓国メディア・韓国日報は「韓国人観光客の間で『冬の日本旅行といえば、雪国風景を見るために北海道か、温泉を楽しむために九州の由布院・別府』という公式が崩れた」と伝えた。

記事によると、旅行業界関係者は「10月に日本へのビザなし入国が再開されたことで、先月から航空券を予約する客の半分以上が日本を選択している」と話した。

韓国のチケット販売サイト「インターパーク」が先月に航空券を購入した客のデータを分析した結果、1位は大阪(16.8%)だった。旅行会社「ノランプンソン」が来月出発する日本のパッケージ商品の検索量を分析した結果でも、前月と比べて大阪への関心は609%と最も大きく増加し、九州(403%)、北海道(365%)が後に続いたという。

記事は「大阪旅行の目的といえば美食ツアーであるため、出歩くのに良い春、夏、秋に人気が高かった。ところが今年は例年と違い、寒さに耐えつつグルメ探訪を敢行する旅行客が増えた。これは異例のことだ」と伝えている。

旅行会社「モドゥツアー」のユク・ヒョンウ理事は「最近訪日観光客が目立って増加しており、特に大阪の人気が高い」「食道楽の聖地である大阪の人気が、冬に人気の地域である九州と北海道を上回った」と話した。旅行会社「ハナツアー」のチョ・イルサン広報首席も「(大阪だけでなく)日本旅行商品の中には美食ツアーの企画商品が地域別にある」と旅行トレンドを説明した。記事は「コロナ禍で抑えられていた美食旅行消費意欲が、寒さに打ち勝って大きく高まったものとみられる」と分析している。

記事はまた「大阪だけでなく、日本の他の地域への旅行の需要も高まっている」とし、こうした現象の背景として「冬が日本旅行のピーク期であること、円安現象、飛行機供給席の拡大などが重なり、日本を訪れる人が増えている」と伝えている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「日本旅行に行きたい。日本酒を飲んで牛丼が食べたい」「日本は地域文化コンテンツ、都市の雰囲気、インフラ、食べ物、市民意識の全てで韓国をはるかに上回っている」「もう認めよう。韓国人にとって日本ほど楽しくおいしくストレスのない旅行先はない。日本が最高だ」など日本旅行人気の高さがうかがえるコメントが寄せられている。

一方で「ノージャパン(日本製品不買運動)はどこ行った(笑)」「ユニクロを不買するとあんなに騒いでいたのに」と不満げな声や、「冬は北海道行きの航空券が高く、大阪が安いから行く人が増えたのでは?」と指摘する声も。

また、「『大阪に住む人たちTV(大阪の現地人が韓国人向けに大阪のグルメ、日本旅行のコツ、不動産情報などを紹介する最近人気のYouTubeチャンネル)』の松田部長のおかけだ」「『大阪に住む人たちTV』の効果がかなりあると思う」との声も数多く見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携