Record Korea 2022年12月27日(火) 19時0分
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27日、韓国・ノーカットニュースによると、韓国・京畿道広州市にある「ナヌムの家」に居住し、元慰安婦の人権運動に尽力したイ・オクソンさんが26日午後10時ごろ、敗血症のため死去した。資料写真。
2022年12月27日、韓国・ノーカットニュースによると、韓国・京畿道広州市にある「ナヌムの家(元慰安婦女性らが共同で生活する支援施設)」に居住し、元慰安婦の人権運動に尽力したイ・オクソンさんが26日午後10時ごろ、敗血症のため死去した。
記事によると、イさんは1928年に大邱市で生まれ、14歳だった1942年に「就職させてやる」という日本人の言葉にだまされて慰安所へ行き、3年にわたり中国などで日本軍の従軍慰安婦として生活した。
1981年に韓国に帰国し、1993年に韓国政府に被害事実を申告。その後は日本政府を相手取った損害賠償請求訴訟に参加するなど、旧日本軍の蛮行を広く知らせるための活動を積極的に行ったという。
イさんの死去により、ナヌムの家に残る元慰安婦の数は3人となった。また、韓国政府に登録された「慰安婦被害者」240人のうち生存者は10人となった。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「日本からちゃんとした謝罪も受けられずに亡くなってしまった」「日本政府は全員が亡くなる日を心待ちにしているのだろう」「日本はうそでも100回言えば真実になると信じている」など日本政府への批判的な声が寄せられている。
そのほか、「若い時は日帝に、歳をとってからは尹美香(ユン・ミヒャン、元慰安婦支援団体前代表で支援金流用などの疑いで裁判中)などの政治家に利用される悲しい人生だった」「元慰安婦が生きているうちに尹美香議員が処罰を受けますように」「日本より許せないのは、被害者を政治に利用して利益を得た韓国の政治家たち」「日本からの慰労金を遺族らに返してあげるべき。被害補償のためのお金ではないのか」「日本に逆らえない親日大統領を選んでしまって本当に申し訳ない」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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