Record China 2022年12月28日(水) 19時0分
拡大
中国の大手映画・ドラマ情報サイトの豆瓣(douban)がこのほど、2022年にユーザーからの評価が最も高かった映画・ドラマのランキングを発表した。
日本映画部門の1位は劇場版「きのう何食べた?」でユーザーからの評価点は7.9点(10点満点)。よしながふみの同名人気漫画が2019年4月に西島秀俊・内野聖陽のダブル主演でドラマ化されると、ツイッターでは世界トレンド1位になるなど注目を集めた作品だ。
2位は松居大悟監督の「ちょっと思い出しただけ」(7.8点)。池松壮亮と伊藤沙莉が主演を務めたラブストーリーで、別れた2人の愛し合った過去をさかのぼる内容。第34回東京国際映画祭(21年)では観客賞とスペシャル・メンションを受賞した。
3位は「街の上で」(7.6点)。今泉力哉監督のオリジナル脚本による若者たちの恋愛群像劇。下北沢の古着店で働く青年・荒川青(若葉竜也)が恋人の川瀬雪(穂志もえか)の誕生日を祝っている最中に浮気されたことを告げられ、振られるところから物語が進んでいく。
4位は「由宇子の天秤」(7.6点 ※同点の場合は評価したユーザー数が多い作品が上位になる。以下同)。ドキュメンタリーディレクターの由宇子(瀧内公美)が女子高生のいじめによる自殺事件を追う中、父親からの衝撃の告白を受けて「正しさ」とは何かで揺れ動くというストーリー。第25回釜山国際映画祭のニューカレンツアワード(最高賞)をはじめ各国の映画祭で受賞している。
5位は堀江貴大監督の「先生、私の隣に座っていただけませんか?」(7.4点)。黒木華と柄本佑が主演する漫画家夫婦の心理を描いた作品。漫画家・佐和子(黒木華)の、自分たちにそっくりな夫婦を描いた新作をめぐり、夫・俊夫(柄本佑)が徐々に現実と漫画の区別がつかなくなっていくというストーリー。
日本ドラマ部門1位は「孤独のグルメ Season 10」(9.3点)。久住昌之の原作を実写化した作品で、個人で輸入雑貨商を営む井之頭五郎(松重豊)が仕事の合間に飲食店で一人食事を味わう様子を心理描写と共に描く。中国でも非常に人気の高いシリーズだ。
2位は「オールドファッションカップケーキ」(8.8点)。佐岸左岸による同名の人気漫画を実写化した武田航平、木村達成らが主演の作品。何気ない日常の中で惹かれ合う男性2人の胸の内をリアルに描いたラブストーリー。
3位は「作りたい女と食べたい女」(8.8点)。ゆざきさかおみ原作の漫画の実写版。比嘉愛未演じる料理好きの女性・野本さんが料理を作りすぎてしまったことで同じマンションに住む女性・春日さん(西野恵未)に声をかけるところから物語が展開していく。
4位は「妻、小学生になる。」(8.8点)。村田椰融による漫画が原作。10年前に妻・貴恵を亡くした新島圭介と娘の麻衣の下に、「自分は貴恵の生まれ変わり」という小学生の女の子が訪ねてくる。話し合ううちに女の子が本当に貴恵であることを認識した3人は「家族」として過ごしていくことになる。
5位は「ウルトラマン デッカー」(8.8点)。ウルトラマンシリーズの最新作。中国では特に「ティガ」と「ダイナ」の人気が高く、その流れをくむ「トリガー」の数年後の世界を舞台とする同作に高い関心が寄せられている。(翻訳・編集/北田)
この記事のコメントを見る
anomado
2021/6/28
Record China
2020/1/8
2022/9/26
2021/10/26
2019/5/10
2016/10/30
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る