2022年12月28日、中国版ツイッター・微博で、プロフィギュアスケーターに転向した羽生結弦さんがクリスマスイブにユーチューブで公開した自作スケーティング動画の舞台裏が紹介され、多くのネットユーザーが注目した。

羽生さんの情報を紹介する複数の微博個人アカウントが、先日日本のニュース番組で放送された映像を紹介。クリスマスイブにファンへのプレゼントとしてスペシャル動画を公開すべく、羽生さんが12台のカメラを用意してスケートリンクに姿を見せ、演技プログラムの軌道と、これに合わせて考えたカメラの配置場所を描いた図面を見ながら、12台のカメラを一つ一つリンクに設置していったと紹介。実際に演技を行うとすぐさまカメラを回収して映像のチェックを行い、部屋に戻った後で自らパソコンを操作して編集作業に入ったと伝えた。

そして、事前に周到な計算と準備を施した上で撮影された動画には、カメラの上をイナバウアーで通り過ぎていく様子や、カメラの前でスピンをする様子など、羽生さんいわく「自分でしか見せられない世界」を捉えた映像が収められていたことを紹介した。

競技生活を引退してプロスケーターに転向した今もなおスケートに対する情熱を燃やし、新たな挑戦を続ける羽生さんの様子に中国のネットユーザーは「クリスマスプレゼントはこうやって作られていたのか」「全部自分で撮影して編集してたなんて、すごすぎる」「作業をしているユズは魅力あふれまくりだわ」「編集作業をしている時のユズは幼いころのユズみたいだった」「すごく真剣だよね」「理系男子のカッコよさよ」といったコメントを残している。（翻訳・編集/川尻）