Record China 2023年1月5日(木) 16時0分
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台湾でこのほど、対艦ミサイルの組み立て時に使われる角度測定器の修理が中国で行われていたことが明らかになり物議を醸していると、中国共産党系の環球時報が5日までに台湾メディアの報道を引用する形で伝えた。
台湾でこのほど、対艦ミサイル「雄風3」の組み立て時に使われる角度測定器の修理が中国で行われていたことが明らかになり物議を醸していると、中国共産党系の環球時報(電子版)が5日までに台湾メディアの報道を引用する形で伝えた。
記事によると、台湾の政府系研究機関、国家中山科学研究院(中科院)は、代理業者を通じて角度測定器の調達先であるスイスのメーカーに修理を依頼した。中科院が角度測定器が台湾に戻った際に書類を確認したところ、このメーカーのアジア地域を管轄する修理センターに近い中国の青島流亭空港から返送されていたことが判明した。
中科院は調査チームを立ち上げて、悪意あるソフトウエアが組み込まれていないことを確認し、「情報漏えいの疑いはない」と表明したが、軍や政界だけでなく民間の間でも懸念が広がっているという。(翻訳・編集/柳川)
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