2022年に登場した中国ドラマの中で、映画やドラマの情報サイト最大手・豆瓣（douban）のユーザー評価が最も高かったのは、チャン・ルオユン（張若昀）とバイ・ルー（白鹿）主演の「警察栄誉」だった。

「警察栄誉」は昨年5月に国営テレビ・中央電視台（CCTV）と動画配信サービス・愛奇芸（アイチーイー/iQiyi）で同時に登場した作品。このほど中国メディアが公開した豆瓣の22年ドラマ高得点ランキングでは、ユーザー評価が10点満点のうち8．5点で第1位となった。

2位は昨年11月末にテレビ放送と配信を同時にスタートし、22年の最後を飾るヒット作となったチャオ・リーイン（趙麗穎）主演の「風吹半夏」で、8．2点を獲得している。

3位は8．1点で2作品が並び、レイ・ジャーイン（雷佳音）やイン・タオ（殷桃）らが出演した「人世間」、チェン・クン（陳坤）とバイ・ユー（白宇）主演の「風起隴西」となった。

5位はリウ・イーフェイ（劉亦菲）の16年ぶりのドラマ作品として注目度が高かった「夢華録」で8．0点、6位は22年最初のヒット作となったバイ・ジンティン（白敬亭）、チャオ・ジンマイ（趙今麥）主演の「開端」で7．9点となっている。

7位以下には、夏休みシーズン最高のヒット作で、ワン・ホーディー（王鶴棣）とユー・シューシン（虞書欣）主演のファンタジー時代劇「蒼蘭訣」、ヤン・シューウェン（楊旭文）とヤン・ジーガン（楊志剛）主演の時代劇「唐朝詭事録」などが続いている。

なお、昨年人気だったウー・レイ（呉磊）とチャオ・ルースー（趙露思）主演の「星漢燦爛」「月升滄海」や、シャオ・ジャン（肖戦）とヤン・ズー（楊紫）主演の「これから先の恋」（余生、請多指教）、ヤン・ミー（楊冪）とシュー・カイ（許凱）の共演で注目された「愛的二八定律」などはいずれも、5～7点台でランキング上位には姿を見せていない。(Mathilda)