医療観光がトレンドに、中国人は日本でがん検診、外国人は中国で鍼―中国メディア

Record China    2014年7月6日(日) 15時38分

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4日、健康と観光ニーズの両方を満足させる一挙両得の医療ツーリズムが人気で、日本でがん検診を受ける中国人が増えている。資料写真。

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2014年7月4日、健康と観光ニーズの両方を満足させる一挙両得の医療ツーリズム(医療観光)商品の人気が日増しに高まっている。韓国整形ツアー、台湾・日本検診ツアー、スイス美容ツアーなどは、観光に加えて、さらに一歩進んだ異なる体験を望む人々の人気商品となっている。北京晩報が伝えた。

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医療ツーリズムに参加して日本に行ったばかりだという女性は、「海外の医療ツアーは非常に便利」と満足そうに語った。東京で胃の内視鏡検査と血液クレンジング療法を行ったが、最も印象に残ったのはサービスだったという。検診を行う病院はまるでホテルのようで、いずれのサービスも個人に合わせて行われる。「まるで皇帝になった気分だった」と述べた。

中国人はなぜわざわざ海外に行って医療を受けるのか?これは、中国では質の高い医療資源が限られていることや海外の先進的な医療・サービスに関係している。日本や台湾の検診ツアーが特に人気で、日本の検診ツアーは主にがんの予防医療がメインとなっている。

一般的な検診のほかにも、補助療法を行うツアーも流行の兆しをみせている。例えば、ニュージーランドの睡眠研究センターに行って、不眠の原因を分析・治療するという「ニュージーランドの不眠治療ツアー」を売り出す機関もある。また、ドイツの医療機関は糖尿病治療で功績を上げている。

医療ツーリズム機関によると、35〜55歳の利用が最も多い。やはり中年層が健康問題を最も重視しているようだ。以前医療ツーリズムに参加する人はほとんどが富裕層だったが、現在は上級管理職や普通のサラリーマン層に変化している。

中国人が海外で医療ツーリズムに参加する一方、外国人も中国で医療ツーリズムを体験している。針灸、中医薬、太極拳の体験学習、薬膳健康食、マッサージなどが人気だ。(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/TF)

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