中国のEV販売台数が4割に達し日本に大勝、「日中の力は根本から逆転」と中国人ジャーナリスト

Record China    2023年1月14日(土) 11時0分

拡大

12日、香港01は、電気自動車を中心とする中国の自動車販売が大きく伸びており、胡錫進元環球時報編集長が「日中間の力量は根本から逆転した」と評したことを報じた。

2023年1月12日、香港メディアの香港01は、電気自動車(EV)を中心とする中国の自動車販売が大きく伸びており、胡錫進(フー・シージン)元環球時報編集長が「日中間の力量は根本から逆転した」と評したことを報じた。

記事は、中国市場における月間乗用車販売台数が前年同月比3.0%増の216万9000台を記録し、12月としては2008年以降で最大となる前月比31.4%となったことが中国乗用車市場信息連合会が今月10日に発表した昨年12月の乗用車市場分析報告で明らかになったことを紹介した。

また、EVなどの新エネルギー乗用車の販売台数も前年同月比35.1%増、前月比6.5%増の64万台と過去最高を更新、BYDが新エネ車業界をリードするとともに、上海汽車、広州汽車、東風汽車、吉利汽車などの古参メーカーも新エネ分野で急成長を見せているとした。そして、中国における22年の年間新エネ乗用車販売台数が前年比90%増の567万4000台に到達したことを伝えている。

さらに、自動車産業情報企業マークラインズのデータとして、22年の世界EV市場において中国が40%のシェアを占める一方で、日本はわずか5%にとどまっていると紹介したほか、かつて中国市場で30%近いシェアを持っていた日系車が22年11月には15.4%にまでシェアを落とす一方で、中国国産ブランドのシェアが53.4%にまで高まったとした。

その上で、胡氏が「日本のGDPはすでに30年近く成長していない上、深刻な高齢化社会にあって国全体が未来や希望を見いだせない。このような国は特に極右思想の波が起こりやすく、米国に歯向かうことができないために中国に反発している。日中の実力構図はすでに根本から逆転している。われわれは日本を『米国の走狗』から『中国の弟分』に変えるために頭を働かせなければならない」と評したことを伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携