Record China 2023年1月13日(金) 16時0分
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日本政府が東京電力福島第一原発の汚染処理水を今年春から夏に海洋放出すると決定したことに、中国で反発の声が上がっている。
政府は13日に開かれた関係閣僚会議で上記の決定をした。21年4月に福島第一原発の処理水について「2年程度後」に海洋放出する方針を示していた。
この報道は中国でも注目を集めており、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では数時間で「日本が核廃水を2023年春夏に海に排出することを決定」がトレンド2位に浮上した。
中でも四川省の放送局「四川観察」は、ドイツのヘルムホルツ海洋研究センター(GEOMAR)が過去に発表した福島県から放出された処理水が57日間で太平洋一帯に広まる様子をシミュレートした映像と、海岸に大量の魚が打ち上げられている原発問題と関連性が定かではない映像に、物々しい音楽を付けて掲載している。
ネットユーザーの反響も大きく、「日本は頭がおかしくなったのか」「本当に身勝手な民族だ」「人間のすることか」「日本人が自分たちで飲んでください」「富士山よ、すぐに噴火してくれ」「核汚染水の中には大量の放射性元素が含まれており、生物に極めて重大な破壊をもたらし、ひいては遺伝子の突発的変化を引き起こす。海洋生物だけでなく人体にも極めて大きな脅威となる」「恐ろしすぎる!すべての海洋生態系がダメになる」「日本の水産品の輸入停止を」「小さな礼儀はあるが大義のない倭国」などの声が上がった。
ほかにも、「なぜ阻止する国が現れないのか」「なぜ世界は日本に対して戦争を発動しないのか」「世界に影響を与える問題なのに、西側の『正義の使者』は誰も出てきて批判しないのか」「欧米の国々はみんな沈黙。もし中国だったらとっくに制裁を科しているだろうに」「地球が日本と米国によって壊される」など、反発一色となっている。(翻訳・編集/北田)
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