フライメディア 2023年1月16日(月) 14時30分
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今年は例年よりも早い2022年12月26日から、毎年恒例となっている上海の「豫園ランタンフェスティバル(2023“豫園迎新年”灯会)」がスタートしている。
国家無形文化遺産にもなっている豫園ランタンフェスティバルには、毎年、国内外から多くの観光客が訪れる。
今回、2022年末からのスタートとなった豫園ランタンフェスティバルは、2023年2月15日まで52日間開催される。
さて、期間中、多彩なランタンが飾られているが、何といっても最大の見どころは、中央広場の干支にちなんだ巨大ランタンと九曲橋がかかる緑波池に登場するテーマ性のあるランタンだ。毎年楽しみにしているファンも多い。
今年の緑波池のテーマは「山海奇豫記」。中国古代の神話や地理をまとめた書・「山海経(せんがいきょう)」をモチーフにしている。
例えば、翼のある龍・応龍(インロン/幻獣)や虎の体、虎の爪に九つの尾で顔が人間という開明獣・陸吾(神獣、中国古代神話中の崑崙山に住む神)、そして魚の目をもつ麋(おおじか)のような獣・妴胡(えんこ) 、瑞獣の白鹿など池に飾られている多数のランタンは圧巻!
想像しがたい獣や植物が生き生きと描かれていて、まるで目の間に広がる壮大な絵巻物を鑑賞しているかのようだ。
鑑賞のおすすめは、やはりライトアップされる夜。
神話や伝説を彷彿させるような幻想的なイルミネーションで「山海経」の世界観に引き込まれる。ライトアップは午後4時30分からで、SNS映えするフォトジェニックな写真が撮影できる。
振り返ると、2022年は新型コロナウイルスに翻弄された一年だったが、2023年は、敦煌(莫高窟)の飛天ポーズをしたうさぎランタンの「玉兎東昇 鯤鵬万里」にあやかり、景気が上向きに跳ねて飛躍する一年になることを願う。(提供/フライメディア)
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Record China
2023/1/15
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2023/1/14
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