日本の大学共通テストで「科挙」を「科拳」と誤記=中国ネット民の反応は…

Record China    2023年1月17日(火) 12時0分

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16日、中国共産主義青年団中央政治局は、日本で行われた大学入試共通テストの試験問題で「科挙」と表記すべき箇所が「科拳」と誤記されるミスが見つかったと報じた。写真は江蘇省南京市の中国科挙博物館。

2023年1月16日、中国共産主義青年団中央政治局の微博アカウントは、日本で行われた大学入試共通テストの試験問題で「科挙」と表記すべき箇所が「科拳」と誤記されるミスが見つかったことを報じた。

同アカウントは日本メディアの報道として、14日に行われた大学入試共通テスト「世界史B」試験の冒頭に、試験監督者から受験者に正誤表が印刷された紙が配られたと紹介。正誤表には、ある設問にて「知識人が、科挙を採用せず……」と記載すべきところを「知識人が科『拳』を採用せず……」と誤記したことが示されていたとした。そして、このミスがネット上で紹介されると物議を醸し「筆の代わりに拳を使ったのか」など皮肉めいた感想が寄せられたと伝えている。

日本の大学入試問題で中国の歴史に関する記述にミスが見つかったことについて、中国のネットユーザーは「大学入試でこんなミスをするとはレベルが低すぎる」「自国の歴史じゃないから適当にやってるんだろ」「歴史を改ざんし、否定するような国では、どんなことが起きても驚かない」「わざとじゃないのか」といった感想を残している。

一方で、「単なる誤字じゃないか。あれこれ詮索する必要はない」「ちゃんと正誤表も配ってるし、単なる印刷ミスだろ」「中国文化を大事にしているか云々の話ではない」という冷静な意見も。このほか「日本の大学入試では中国の歴史もしっかり出るんだな」「そういや『和菓子』を『唐菓子』って書き間違えたメディアもあったような気が」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/川尻


江蘇省南京市の中国科挙博物館

江蘇省南京市の中国科挙博物館

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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