中国首相が歴史問題で日本けん制、独首相との共同会見で―中国メディア

Record China    2014年7月7日(月) 21時57分

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7日、中国の李克強首相は訪中しているドイツのメルケル首相と共同記者会見し、日中戦争の発端となった盧溝橋事件に触れ、「歴史の教訓を記憶にとどめてこそ未来が開け、平和が保たれる」と強調し、歴史問題で対立する日本をけん制した。

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2014年7月7日、新華社によると、中国の李克強(リー・カーチアン)首相は同日午前、訪中しているドイツのメルケル首相と共同記者会見し、日中戦争の発端となった盧溝橋事件に触れ、「歴史の教訓を記憶にとどめてこそ未来が開け、平和が保たれる」と強調し、歴史問題で対立する日本をけん制した。

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李首相は「77年前の(盧溝橋事件が起きた)今日、日本の軍国主義者が中国との全面戦争を起こした。中国人民は奮起し、8年にわたって抗戦し、最終的に勝利を手にした。過去を忘れないことが、未来の師となる。歴史の教訓を記憶にとどめてこそ未来が開け、平和が保たれる」と表明。日本の中国侵略に触れた。

さらに経済分野では、中国がドイツと創造革新、持続的な発展、環境保護などの分野で協力することで一致したと発表。メルケル首相もドイツが中国との政府間協議の機会を利用し、共同研究や市場開拓を進め、温暖化対策や医療衛生分野での協力を推進していくと表明。中国の欧州連合(EU)に対する支持と協力に感謝の意を表明した。(翻訳・編集/AA)

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