台湾人が乱用する日本語「の」―台湾メディア

Record China    2023年1月29日(日) 14時10分

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21日、台湾・風伝媒は、中国本土や台湾で「的」の代わりによく用いられている日本語の「の」についてSNS上で議論が起きたと報じた。

2023年1月21日、台湾・風伝媒は、中国本土や台湾で「的」の代わりによく用いられている日本語の「の」についてSNS上で議論が起きたと報じた。

記事は、台湾の大手匿名SNSプラットフォームのDcardで「台湾人は本当に『の』を使うことを好む」とし、「玫瑰の夢幻」「茶花の風雅」「杜鵑の絢麗」「桜花の繽紛」といった言葉が書かれた現地の看板画像を添付した書き込みが行われたと紹介。これに対して「以前はノートを取る時に『的』の代わりに『の』を使っていた。書きやすいしタイパもいい」「台湾式日本語だね。みんな意味も分かってるしね」「子どものころからこの文字を愛用してきた」など多くのネットユーザーから共感、賛同のコメントが寄せられたことを伝えた。

一方で、日本語を学んだことのあるネットユーザーからは「自分がもし日本人だったら、きっと違和感があるだろうな」「日本語専攻が見たら腰を抜かすぜ」「日本語のできる人がこういうのを見たら、なんとも言えない気持ちになる」などの異論も見られたとし、中国語の「的」を機械的に日本語の「の」に置き換えてはならず、「の」は「私のペン」のように名詞で名詞を修飾する場合のみ使え、動詞や形容詞など名詞以外の言葉が修飾する場合には「の」は用いないという専門的な解説をするユーザーもいたと紹介している。(翻訳・編集/川尻


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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