なぜベトナムでは「卯年」ではなく「猫年」なのか―中国メディア

Record ASEAN    2023年1月24日(火) 23時0分

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中国メディアの毎日経済新聞は23日、なぜベトナムは猫年を祝うのかとする記事を掲載した。写真はベトナム・ホーチミン市

中国メディアの毎日経済新聞は23日、なぜベトナムは猫年を祝うのかとする記事を掲載した。

記事はまず、ブリンケン米国務長官が20日、旧正月(今年は22日)を前に、「米国および世界中で旧正月を祝うすべての人に、卯年と猫年がすべての人にとってより大きな安全、繁栄、機会をもたらすことを願っている」とする声明を発表したことに触れた。

その上で、ベトナムには中国と極めてよく似た十二支の文化があるが、微妙に異なるのは卯年の代わりに猫年があり、丑年の代わりに水牛年があることだとした。

記事は、ベトナムに猫年があることについては諸説あるが、中国の漢字の「卯」の発音(mao)がベトナム語で猫を意味する「meo」の発音に似ていたことに起因するとの説がよく知られているとした。

また、ベトナムの言語学者の中には、平原文化の中国に対し、密林文化のベトナムでは草原生物のウサギは珍しく、密林での生活に長じたネコ科がベトナム人にとって身近な動物だったことに起因するとの説を主張する人もいると紹介した。(翻訳・編集/柳川)



※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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