Record China 2023年1月26日(木) 5時0分
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米ワシントンのシンクタンク、情報技術イノベーション財団(ITIF)は23日に発表した報告書で、「中国はイノベーション能力で米国を追い越しつつある」と警告を発した。写真は無人配送車。
米ボイス・オブ・アメリカの中国語版サイトによると、米ワシントンのシンクタンク、情報技術イノベーション財団(ITIF)は23日に発表した報告書で、「中国はイノベーション能力で米国を追い越しつつある」と警告を発した。
報告書によると、中国は、韓国・台湾・香港・シンガポールの「アジアの4頭の虎」が切り開いた道をたどり、模倣者から革新者へと進化する立場にあり、スーパーコンピューターや高速鉄道など多くの先進技術で世界をリードできる能力をすでに証明している。
中国のイノベーションの可能性は、米国の繁栄と安全にとって重要な高付加価値の先進産業における米国と同盟国の市場シェアを脅かしている。
2010年の中国のイノベーションと先進産業の能力は、経済規模や人口などを考慮した比例ベースで米国の能力の約58%であり、絶対値で米国の生産量の78%だった。
しかしその割合は20年までに比例ベースで米国の能力の約75%、絶対値で米国の生産量の139%にまで増えている。
中国はITIFが調査したほぼすべてのイノベーション指標と各指標グループで顕著な進歩を遂げており、最大の進歩はイノベーションの成果に現れている。
中国は依然として経済的課題に直面しているが、イノベーション指標の進歩は、比例的にも絶対的にも、イノベーションと先進産業の生産量で米国を追い越しつつあることを示唆している。(翻訳・編集/柳川)
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