米国とオランダ、半導体めぐる対中規制について協議へ―独メディア

Record China    2023年1月26日(木) 18時0分

拡大

独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、ロイターの報道を引用し、オランダと米国の当局者が27日に米ワシントンで会合を開き、中国への半導体製造装置の輸出に関する新たな規制の可能性について話し合うと報じた。

独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは26日、ロイターの報道を引用し、オランダ米国の当局者が27日に米ワシントンで会合を開き、中国への半導体製造装置の輸出に関する新たな規制の可能性について話し合うと報じた。

記事によると、関係筋2人のうちの1人は、双方が詳細で合意できれば27日にも発表されるが、合意内容はすぐに発表されない可能性もあると語った。

バイデン米政権は昨年10月、中国の技術的および軍事的進歩を遅らせる取り組みの一環として、中国が米国の半導体製造技術にアクセスすることを厳しく制限する措置を含む広範な輸出規制を発表した。しかし米国はこれまでのところ、主要な同盟国、特にオランダと日本に対し、同様の規制を実施するよう説得できていない。

オランダには半導体製造に不可欠なリソグラフィ装置の世界最王手であるASMLホールディングがある。

もう1人の関係筋によると、主要な懸念は、サプライチェーン(供給網)の変更が小規模であっても、ここ数カ月で緩和された世界的な半導体不足が再燃する恐れがあることだ。オランダ側は、国家安全保障上の懸念に合わせて規制を調整し、米国が自国の半導体業界を優遇する印象を与えないよう求めているという。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携