Record China 2007年6月23日(土) 15時5分
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2007年6月21日、河南省鄭州市警察は偽札取引の現場に踏み込み、4人を逮捕した。額面21万元(約336万円)、うち10元札が19万元分もあったことから、つり銭などで出回っている可能性があるとして注意を呼びかけている。
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2007年6月21日、河南省鄭州市警察は偽札取引の現場に踏み込み、4人を逮捕した。額面21万元(約336万円)に上る金額は市内で最大の偽札事件となったが、注目すべきは札が小額紙幣だったことだ。これまで偽札は最高額の100元札と相場は決まっていたが、今回押収した偽札は10元札が19万元分もあった。逮捕された4人は、自分たちは仲介役で製造元も販売先も知らないと口を閉ざしているという。
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逮捕の現場は鄭州駅近くの繁華街にあるホテルの一室。同市鉄道警察は駅周辺の治安回復のため、2か月に及ぶ集中取締りを行っていた。犯人たちは警戒エリアと知りつつ、最も危険な場所ほど安全、と逆を読み、取引場所に選んだが、飛んで火に入る夏の虫よろしく御用となった。
警察の調べによると、小額の偽札は繁華街周辺の商店でつり銭などに使われている可能性があるという。ニセのつり銭をつかまされないよう、見分け方として、左下にある緑色の数字が角度を変えれば藍色に見えることと、印刷されている人物の服に凹凸があることを手で確かめるよう、注意を呼びかけている。(翻訳・編集/WF)
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