台湾人観光客に批判殺到、日本でラーメンを食べる時のマナーを考える―香港メディア

Record China    2023年2月1日(水) 16時0分

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香港メディアの香港01は1日、台湾人観光客が日本のラーメン店に「星1」の低評価を付けた騒動を例に、ラーメン店での四つのマナーを紹介した。

香港メディアの香港01は1日、台湾人観光客が日本のラーメン店に「星1」の低評価を付けた騒動を例に、ラーメン店での四つのマナーを紹介した。

先日、台湾人観光客が福岡県福岡市のラーメン店を訪れた際、子どもの入店を断られたため、大人6人が交代で外で子どもの面倒を見ながら3杯のラーメンをシェアして食べようとしたところ、店員に厳しく注意されたため驚いて店を後にしたという騒動があった。

この観光客は後にグーグルマップ上で同店に低評価を付け、子どもの入店を断られたことやシェアして食べることを注意されたことについて「融通を利かせてくれなかった」などと不満をつづった。しかし、この観光客らに台湾のネットユーザーからは批判の声が殺到。一部のユーザーはグーグルマップ上で同店におわびとして星5の高評価を付け、謝罪のコメントを投稿した。

香港01の記事は、トラブルについて「日本人的欧吉桑(日本人のおじさん)」の名で有名な台湾在住の日本人男性の投稿動画を紹介した。自身も福岡の出身だという男性は「福岡県はラーメンの聖地。店主は個性的な人も多く、自分のラーメンにとても自信を持っている。日本人、特に福岡人にとってラーメン店はサービス業ではなく『職人』の世界」などと説明。台湾のラーメン店とは違い店側が上の立場になるとし、「客は店主の要求を尊重しなければいけない」とした。

また、ラーメンを複数人でシェアすることについても、「あまり良いこととは言えない。ほぼすべてのラーメン店が嫌う行為だと思う」と指摘。同店に低評価を付けたことも「非常に良くないこと」と断じ、「店側はこうしたコメントを見ても改めようとは思わないし、外国人のお客さんをより嫌いになってしまう」と語った。そして、ラーメン店で食事をする際の注意事項として「店側のサービスを期待しないこと」「店主の個性を受け入れること」「接客に不満があっても低評価を付けて報復しないこと」などを挙げ、「福岡県のラーメンは本当においしいのでぜひ期待してほしい」とした。

このほか、香港01の記事は「海外旅行に行く際は郷に入っては郷に従え。自分のメンツだけでなく現地の文化も尊重すべきで、現地の人の気持ちを顧みずにマナー違反をすることは禁物だ」とし、日本のラーメン店で食事をする時に知っておくべきマナーとして「ラーメンは1人1杯を注文する」「券売機の前で悩まない」「食べ終わった後にくつろがない」「音を立てて食べる必要はない(中国や香港では音を立ててすするのがマナーという情報も)」の四つを挙げた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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