韓国の窃盗団が対馬から盗んだ仏像、控訴審は「日本の所有権」認める=韓国ネットの反応は…

Record Korea    2023年2月1日(水) 21時0分

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1日、韓国・KBSによると、長崎県対馬市の観音寺から韓国の窃盗団が韓国に持ち込んだ仏像「観世音菩薩坐像」の所有権を争う訴訟の控訴審で、観音寺の所有権を認める判決が出た。資料写真。

2023年2月1日、韓国・KBSによると、長崎県対馬市の観音寺から韓国の窃盗団が韓国に持ち込んだ仏像「観世音菩薩坐像」の所有権を争う訴訟の控訴審で、観音寺の所有権を認める判決が出た。

記事によると、韓国の太田高裁は同日、忠清南道瑞山・浮石寺が仏像を引き渡すよう韓国政府に求めた訴訟の控訴審で、1審判決を取り消し原告側の請求を棄却した。

太田高裁は、仏像の原始取得者である高麗時代の瑞州・浮石寺と現在の瑞山・浮石寺が同じ場所であると証明できない上、仏像が倭寇に略奪された可能性はあるものの観音寺が1953年から2012年まで占有していたため取得時効が成立したと判断した。

ただし、仏像の日本への返還問題については別の訴訟で扱う必要があるとしたという。

この判決を受け、韓国のネットユーザーからは「盗品でも長期間持っていれば取得できるとは。法はものすごく平等ですね」「占有の取得時効?笑える判決だ。それが成立するなら海外に流出した文化財を回収することなんてできない」「国だって日本が35年間占領していた。朝鮮半島も日本の土地だと判決を出せば?」「裁判官は日本からお金をもらったのでは?日本のロビー力が社会のあちこちに拡大している」「親日尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権だから可能な判決だ」など不満の声が多数寄せられている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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