中国の女優リー・イートン（李一桐）がこのほどインタビューで、デビュー前の学生時代に韓国の大手芸能事務所からスカウトされたことを語っている。

リー・イートンが動画配信サービス・愛奇芸（iQiyi）のインタビューで語ったところによると、デビュー前の中学生の頃と大学時代に、現在も数多くの人気グループを抱える韓国エンタメの代表的な大手事務所からスカウトを受けたという。

中学生でスカウトされた時は、実際にデビューして女性版「東方神起」とも呼ばれたある女性グループのメンバーにと誘われたもの。しかし、リー・イートン自身および家族も何かの詐欺だと思い、断ったことを明かしている。

大学時代には、過去に声をかけてきたスカウトが別の大手芸能事務所に移り、再びアプローチしてきたという。ダンスもできる優秀な人材を探して、当時は北京舞蹈学院に在学中だったリー・イートンに白羽の矢を立てたもの。大きなチャンスを断ったことについてリー・イートンは、「人生には決められた道とその意義があるので、いい選択だったと思っている」と語っている。

先月テレビ放送と配信をスタートした難事件捜査を描くドラマ「狂飆」に出演しているリー・イートンだが、同作は映画・ドラマの情報サイト豆瓣（douban）で最高9点台、現在も8．8点をキープする人気作に。リー・イートンの演技も高く評価され、涙の演技の「感染力がすごい」と、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）のトレンドランキング上位にも登場している。(Mathilda)