寿司だけじゃない!?日本の「恵方巻」―香港メディア

Record China    2023年2月3日(金) 15時0分

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2日、香港01は、日本における節分の風習として定着している恵方巻について紹介する記事を掲載した。

2023年2月2日、香港メディアの香港01は、日本における節分の風習として定着している恵方巻について紹介する記事を掲載した。

記事は、2月の初めは二十四節気の一つで冬の終わりを意味する「立春」があり、日本では立春の前日にあたる「節分」には「鬼は外、福は内」と叫びながら豆を撒くほかに、太巻き寿司にかぶりつく「恵方巻」の風習があると紹介。恵方巻の起源は19世紀末の関西地方で、商売繁盛、無病息災を祈る縁起物として商人が考案したものと言われており、その後スーパーマーケットやコンビニの販売促進によって急速に普及し、今やほとんどの日本人が節分の日に縁起物として恵方巻を食べるようになったと説明している。

また、恵方巻には運気を逃さないための食べ方のルールがあり、その年における縁起のいい方角である「恵方」を向くこと、運気が切れないよう太巻きを切らないこと、口に入れた運気が漏れ出ないよう一言も発さず黙って食べきることなどを紹介した。

さらに、恵方巻の具材は厚焼き玉子、生魚、しいたけ、ウナギといった具材を縁起の良い数字である「七」種類そろえたものがクラシカルとされており、近年では恵方巻の風習を販売促進のチャンスと考え、さまざまな具材の巻き寿司が店頭に並ぶだけでなく、生クリームやフルーツを使ったロールケーキやクレープの恵方巻も多く見られるようになったと伝えた。

記事は、香港にある多くの日本食品店でも節分に合わせて恵方巻が発売されていると紹介。今年の恵方は南南東とした上で「コロナの暗雲から脱しつつある今、恵方巻きを食べて疫病退散、一年の無事を願ってみては?」と結んだ。(翻訳・編集/川尻


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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