韓国人観光客3人が日本旅行中に死亡、その原因は?=韓国メディアが注意呼び掛け

Record Korea    2023年2月6日(月) 17時0分

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5日、韓国・ハンギョレ新聞は「日本を訪れる韓国人観光客が急増する中、今年だけで高齢の韓国人3人が日本旅行中にヒートショックで死亡した」とし、注意を呼び掛けている。資料写真。

2023年2月5日、韓国・ハンギョレ新聞は「日本を訪れる韓国人観光客が急増する中、今年だけで高齢の韓国人3人が日本旅行中にヒートショックで死亡した」とし、注意を呼び掛けている。

記事によると、先月末に家族と北海道を訪れた70代の韓国人観光客は、温泉で入浴中に突然倒れ死亡した。原因は、寒い場所から暖かい場所に移動するなど身体に急な温度変化が発生した際に血圧が急激に変動する「ヒートショック」だったという。

今年に入り日本旅行中にヒートショックで死亡した韓国人は3人に上る。16~17年にも九州地方だけで韓国人観光客4人が温泉旅行中に死亡したという。

記事は「温泉など入浴文化が発達した日本でヒートショック事故は主に11~2月に発生する」「昨年はヒートショックによる死亡者が2万人を超えたとの分析もある」とし、「最近は日本を訪れる韓国人観光客が多いが、高齢者にとって急激な温度変化は致命的であるため、冬の日本温泉旅行を企画する旅行会社と観光客は注意するべきだ」と呼び掛けている。

また「韓国の旅行会社大手の日本温泉旅行のページにヒートショックの危険性を知らせる情報は掲載されていない」とも指摘。北海道で死亡した韓国人観光客の遺族は「父は飲酒や喫煙もせず基礎疾患もない。温泉でこんな事故が起きるとは思いもしなかった。現地の旅行ガイドからもこうしたリスクに関する案内はなかった」と話したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「これは本人の不注意と同行家族の責任。現地ガイドや旅行会社のせいにするのは間違っている」「急激な温度変化が危険というのは常識。案内を受けるようなことではない」「ヒートショックのリスクがあると説明を受けても温泉には入っていただろう。高速道路に入る車に毎回『交通事故により死亡するリスクがあります』と案内しないのと同じ」など、「自分の健康は自分で守るべきだ」との声が多数寄せられている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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