Record China 2023年2月9日(木) 7時0分
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6日、日本華僑報網は、「日中友好は誰にかかっているか」と題する文章を掲載した。
2023年2月6日、華字メディア・日本華僑報網は、「日中友好は誰にかかっているか」と題する文章を掲載した。
文章は日本と中国の政治的な関係が冷え込み、経済や文化交流にも影響を与えている中で日中友好の未来について「もちろん政界の重要人物や日中友好7団体、そして高いステータスや影響力のある現役のセレブリティーに期待を寄せるが、それ以外に誰かいるだろうか」とした上で、若い世代にも期待を寄せるべきだとの見方を示している。
そして、昨年1月に日本の内閣府が発表した外国に関する世論調査で、中国に対して親しみを感じると回答した日本人の割合が18〜29歳の若い層で顕著に高い結果になったことを紹介。その背景には、日本で盛んに報じられている中国に対するネガティブな内容は50歳以上の男性を中心とする高齢層に好まれる傾向がある一方で、若者は多様なチャネルから情報を収集しており、中国に対するネガティブなイメージが薄いばかりか、中国のSNSや動画アプリ、歴史、料理、メークなどあらゆる分野に対して興味を抱いていることがあると伝えた。
また、日本学生支援機構(JASSO)の最新データでは、日本には2019年現在で中国からの留学生が12万4000人おり、日本の若者が中国人留学生との交流によって中国の経済発展やアニメ、ゲーム産業の発展について興味を持ち、発展の原動力について探求するとともに、「嫌中一辺倒」や中国に対する敵視は日本にとってメリットがないと認識しているとした。さらに、日中間の経済的なつながりが強くなるにつれて、日本の若い世代は仕事においても中国と関わりを持つ機会を増やしており、日中両国の青年間の交流を深める要素の一つになっていると論じた。
文章は「日常生活において日本の青年は中国のインターネットの発展による恩恵も受けている。日本国内の景気が悪い中で、彼らの物的生活は中国の商品をネットで購入することで豊かなものになっている。中国のショート動画やニューメディアアプリも日本の若者の間で盛んに利用され、中国のゲームも今や日本市場の一角を占めるようになった。インターネット時代に成長した日本の青年は指一本によるタップで日本と中国という海を隔てた両国をつなでいる」と評し、若い世代が日中間の交流を深め、関係を改善していくために大きな役割を担っているとの見解を示した。(翻訳・編集/川尻)
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