Record Korea 2023年2月11日(土) 7時0分
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10日、韓国・ヘラルド経済は「仁川市江華郡が高校生を海外語学研修に派遣しようとしたが、韓国の犬食文化のために計画が頓挫した」と伝えた。資料写真。
2023年2月10日、韓国・ヘラルド経済は「仁川(インチョン)市江華郡が高校生を海外語学研修に派遣しようとしたが、韓国の犬食文化のために計画が頓挫した」と伝えた。
記事によると、江華郡は友好都市関係にある米ニュージャージー州パリセイズパーク市と昨年初めから青少年語学研修プログラムを進め、高校生12人を同12月に派遣し、3週間の語学学習と文化体験を提供する計画だった。
ところが同6月、パリセイズパーク市側から突然プログラムを中止すると通知があった。理由については「江華郡に食用犬を屠殺する飼育場があることが分かり、米国内に否定的な世論があるためプログラムを中止せざるを得ない」と説明したという。
米国の動物愛護団体は、韓国の動物救護団体が犬の違法屠殺疑惑を告発するために撮影した映像をSNSで発見し、パリセイズパーク市に江華郡との交流を中止するよう要請したという。
江華郡側は「犬食の問題で計画が頓挫したのは残念だが、文化の違いとして理解するのが望ましい」とし、「海外研修は場所をタイに変更して最近行った。パリセイズパーク市とは今後も交流を拡大させていく」と話したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「犬を食べるなと言うなら牛も豚も食べるな」「米国では犬を家族と考えるから韓国人も食べるなって?それなら牛も食べるべきではない。牛を崇拝する国もあるのだから」など反発する声が上がっている。
また「今は犬肉を食べない人がほとんどなのに。これだからイメージは恐ろしい」「高校生ならおそらく犬肉を食べたことがない。一般化に人種差別がひどい」との声も。
一方で「韓国もそろそろ犬食文化をなくすべきだ」「犬食は韓国の文化だけど、食べものがあふれている今の時代にわざわざ食べる必要はない」と犬食廃止を求める声や、「違法な屠殺場を取り締まらない江華郡が悪い」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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