イカゲームの実写版?韓国のバラエティ番組に世界がハマる=韓国ネット「企画した人は天才」

Record Korea    2023年2月13日(月) 6時0分

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10日、韓国・聯合ニュースによると、Netflixで配信中の韓国バラエティ「フィジカル100」が米国、カナダ、フランス、英国、ドイツなど海外でも人気を博している。資料写真。

2023年2月10日、韓国・聯合ニュースによると、Netflixで配信中の韓国バラエティ「フィジカル100」が米国、カナダ、フランス、英国、ドイツなど海外でも人気を博している。

OTTランキング集計サイト「フリックスパトロール」が先ごろ発表したNetflixのTVショー部門で、同番組がグローバル1位の座に着いた。記事は「世界的に大ヒットしたドラマ『イカゲーム』に続く世界を揺さぶるK-バラエティーの誕生ではないかとの期待が高まっている」と伝えている。各国から「イカゲームの実写かと思った」「初めて韓国のバラエティーを見たが、すっかりハマった」との声が寄せられているという。

米エンタメデータベースサイト「IMDb」では、「フィジカル100」の評価に約1200人が参加。10点満点の7.7点と評価されているという。先月24日に配信が始まって約2週間で韓国バラエティーへの評価が殺到したのは異例のことだ伝えている。

「フィジカル100」は賞金3億ウォン(約3100万円)を懸け、参加者100人のうち最高の肉体を持つ1人を決めるサバイバル番組。格闘家の秋山成勲(チュ・ソンフン)、体操元韓国代表のヤン・ハクソン、平昌(ピョンチャン)五輪スケルトン金メダリストのユン・ソンビンら有名アスリートが参加している。

海外の視聴者は参加者をよく知らないと思われるが、性別や体型などが異なる彼らの対決を興味深く見ているようだと記事は分析している。対決方式以外に決まったルールがなく、勝てば生き残れるというスタイルが「イカゲーム」を思わせるという反応も多く、高額賞金を懸けた争いながらスポーツマンシップを忘れない参加者らの姿も好評だという。英紙「ガーディアン」も電子版に「イカゲームがグラディエーターと出会った」というタイトルのレビュー記事を掲載。「超人的な参加者らが残酷なミッションを遂行するという内容ながら、魅力的で愛すべきものだ」と評している。

体を張った対決は、言語や文化的理解を背景とするユーモアを知らなくても笑って楽しむことができる。大衆文化評論家のキム・ボンソク氏は「体を使ったスポーツのようなバラエティーは万国共通だ。『イカゲーム』のように肉体の争いとゲーム的要素をうまく取り混ぜてあり、それでいてシンプルなところが受けたようだ」と話している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「この番組を企画した人は天才だな」「今、一番面白いコンテンツ」「これを見てると、運動を頑張って鍛えようという気になる(笑)」「己の肉体だけで正々堂々と戦うシステムだから偏見なく受け入れられてるのでは」など、肯定的なコメントが多数寄せられている。「チュ・ソンフン、カッコいい!」「チュ・ソンフンのファンだけど、この番組を見てますます好きになった」など、秋山成勲ファンの声も目立つ。

一方で、「薬物で筋肉を増強させたような参加者は下ろしてほしい」「ナチュラルな人だけ出演させるべき」「ドーピングテストをしたら半数は失格になるんじゃないか」といった否定的なコメントも上がっている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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