「ここは自宅か!」とツッコミたくなる北京のIKEA、売り場のベッドで熟睡する中国人たち―中国紙

Record China    2014年7月10日(木) 10時50分

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9日、北京にある家具販売店・IKEA(イケア)では、売り場に置かれているベッドやソファで熟睡している中国人来店者の姿を目撃することができる。写真は13年夏のIKEA北京店。

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2014年7月9日、中国・北京にある家具販売店・IKEA(イケア)では、売り場に置かれているベッドやソファで熟睡している中国人来店者の姿を目撃することができる。京華時報が伝えた。

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北京市朝陽区にあるイケア(宜家家居)を訪れた記者は、寝室のモデルルームに置かれたベッドで寝ている母子を発見。ソファの上では、若い女性2人がクッションを抱えて熟睡していた。ある男性は靴を脱ぎ、ベッドの上で毛布を被って本気モードのお昼寝中。子供部屋のコーナーでは、女の子がぐっすり眠っていた。

河北省から毎月1度は北京のイケアに来るという女性は、「ここのサービスはいいと思う。疲れたらゆっくり休めるしね。でも、寝てる人があまりにも多いと、その商品を見るのが申し訳なくなる」と話す。

寝室家具コーナーの係員は「長時間ソファやベッドを占有しているお客様にはご遠慮願うこともある」と話すが、なかには店側の注意を素直に聞き入れない客も。夏になると涼しさを求めて来店する客が急増し、週末はさらに売り場が混雑するという。

イケア北京マーケティング部の女性は、「イケアの店内を見て回ることは、多くのお客様にとって一種のレジャーになっている。われわれはお客様に応じた最適なサービスを提供するが、お客様も公共の場でのルールを守って、他のお客様のご迷惑にならないようにしてほしい」と語った。(翻訳・編集/本郷)

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