韓国は1人当たりブランド支出世界一、スペインメディアも注目

Record Korea    2023年2月13日(月) 9時0分

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スペイン紙ABC(電子版)は8日、韓国人のぜいたく品に対する需要の高まりについて分析する記事を掲載した。写真はソウル。

グローバルな投資銀行モルガン・スタンレーの報告書によると、2022年の1人当たりブランド品消費額で韓国は世界トップだった。中国紙・参考消息(電子版)によると、スペイン紙ABC(電子版)は8日、これに関連し、韓国人のぜいたく品に対する需要の高まりについて分析する記事を掲載した。

記事によると、韓国の22年のぜいたく品支出は前年比24%増の154億ユーロ(約2兆1600億円)で、1人当たりでは約300ユーロ(約4万2000円)となり、米国の234ユーロ(約3万3000円)を大きく上回って世界一だった。

韓国人のぜいたく品に対する需要の高まりについて、アナリストは、経済学者が「経済の奇跡」と称する同国の購買力の上昇に加えて、高級ブランドによって社会的地位をアピールしたいという人々の願望、高級ブランドが韓国のセレブをアンバサダーに起用したことによる宣伝効果などを要因として挙げている。

韓国のぜいたく品市場の着実な成長は、電子商取引(EC)による後押しの下で、新型コロナウイルス流行の間も止まらなかった。モルガン・スタンレーの報告書によると、高級ブランドは韓国内のぜいたく品ブームの恩恵を受けている。フランス発のプレミアムダウン老舗ブランドのモンクレールは、22年第2四半期の売上高が20年同期比で倍増した。カルティエのオーナーであるスイスの高級品企業グループ、リシュモンも韓国での売上高が大幅に増加したことを認めている。

韓国の有名人に自社製品の宣伝を依頼する高級ブランドが増えている。韓国のラッパー、G-DRAGONはシャネルのコラボレーター、俳優イ・ミンホはフェンディの韓国のブランドアンバサダーで、BTSのジミンは最近、ディオールのグローバルアンバサダーに就任した。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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