2014年7月9日、新華網によると、オーストラリアのビショップ外相はこのほど「我が国は日本による軍事的な『中国包囲網』に参加する意志はない」と表明した。

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米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、安倍晋三首相の豪訪問中、オーストラリアは日本と貿易自由化、安全保障分野での協力強化で合意。共同声明に署名したものの、それは両国が「中国包囲網」を形成することを意味しないとした。

さらに、日本、米国、インド、オーストラリアの4カ国による安全保障システムの構築について、ビショップ外相は「時期尚早だ」と表明。「われわれは中国にプレッシャーをかけるつもりはない。域内のすべてのパートナーが発信する情報が安定と協力に必要だ」と述べた。

その上で、外相は日本に対し「中国の不安を取り除くために自身の透明性を高めることが重要だ」として、「憲法解釈変更の詳細を対外的に説明すべきだ」と語った。（翻訳・編集/AA）