東京の恩賜上野動物園で飼育されているジャイアントパンダのシャンシャンの中国返還が間近に迫り、中国でも注目されている。

中国メディアの環球網は13日、「パンダのシャンシャンが2月21日に帰国」と題し、日本の報道を引用して、福田豊園長が寂しさを感じながらも「（シャンシャンには）中国の環境に早く慣れ、良いパートナーを見つけてほしい」との思いを語ったことを伝えている。

記事はシャンシャンについて、「2017年6月12日に上野動物園で生まれたメスのジャイアントパンダ。お披露目された日から地元の人々に愛され、大勢のファンを持っている」と紹介している。

中国のネットユーザーからは「帰国を歓迎するよ」「おかえり。健康に成長していってね」といった声のほか、「日本ではよく面倒を見てもらったみたいだね」「正直に言って、日本で飼育されるパンダは幸せだと思う」「上野動物園にシャンシャンを見に行ったことがあるけど、本当に人気だった。来園客は立ち止まることができず、列に並んで次から次に見学していたからね」などの声が寄せられている。

シャンシャンをめぐっては、アトレ上野で誕生からの約5年の生い立ちを写した「＃らぶらぶシャンシャン写真展」が14日まで、松坂屋上野店では写真展や関連商品販売などのイベント「ダイスキ シャンシャン！」が28日まで開かれている。（翻訳・編集/北田）