Record China 2023年2月14日(火) 18時0分
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米フォード・モーターは13日、中国車載電池大手の寧徳時代(CATL)とミシガン州マーシャル市近郊にバッテリー工場を設立すると発表した。投資額は35億ドルで、2026年の操業開始を予定している。
中国テクノロジーメディア、快科技の14日付報道によると、米フォード・モーターは13日、中国車載電池大手の寧徳時代(CATL)とミシガン州マーシャル市近郊にバッテリー工場を設立すると発表した。投資額は35億ドル(約4600億円)で、2500人を雇用し、2026年の操業開始を予定している。
CATLの関係者は、これを受け「米フォード社からの協力要請を受け、バッテリー工場設立を支援し、運営サービスを提供し、技術ライセンスを供与する」とコメントした。
中国メディアの毎日経済新聞によると、寧徳時代にとって北米市場進出は「宿願」で、同社の曽毓群(ロビン・ゼン)董事長は22年初頭に開催された投資家との小規模会合で「米国市場は寧徳時代にとって必ず進出しなければならない所だ」と語っていた。
寧徳時代とフォードの工場建設をめぐっては、バイデン米政権が輸出規制を含むさまざまな措置を公布し、米国企業による中国のハイテク分野への投資を制限したことなどを理由に、寧徳時代が北米工場の新設を見合わせることにしたと、ロイター通信が昨年8月に報じた。
ブルームバーグの昨年12月の報道によると、フォードが「CATLとの交渉を継続している」と述べたのに対し、寧徳時代は「米国への投資を検討しているが決定には至っておらず、複数のモデルを検討中だ」とコメントしていた。(翻訳・編集/柳川)
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