これはやり過ぎ! ソウルで尹大統領夫妻の顔写真に矢を放つイベント=「暴力を正当化」と批判

Record Korea    2023年2月15日(水) 6時0分

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14日、韓国・世界日報などによると、11日にソウル市内で行われた進歩系市民団体主催の集会で、尹錫悦大統領夫妻らの顔写真に弓矢を放つイベントが行われていたことが分かり、物議を醸している。

2023年2月14日、韓国・世界日報などによると、11日にソウル市内で行われた進歩系市民団体主催の集会で、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領夫妻らの顔写真に弓矢を放つイベントが行われていたことが分かり、物議を醸している。

韓国の市民団体「ろうそく勝利転換行動(ろうそく行動)」は11日午後、ソウル市内で尹大統領と金建希(キム・ゴンヒ)夫人に対する特検(特別検察官による捜査)を求める集会を開いた。中央舞台付近に設置されたブースでは、尹大統領夫妻らの顔写真が貼られた人形に向かっておもちゃの矢を放つ「尹錫悦に弓矢打ち」と題するイベントが行われた。ブースのテントには「暖房費爆弾」「戦争危機」「ヤクザ政治」「親日売国」などと書かれた垂れ幕が掲げられていたという。

12日には、集会参加者が同イベントを楽しむ様子の写真や映像がSNSで拡散された。その中には、幼い男の子が両手を広げて喜ぶ様子や、男性が尹大統領の顔写真に靴を叩きつける様子も写っていた。これに対し与党「国民の力」議員からは「反感の示し方が度を超えている」「暴力を正当化する世界にしてはならない」などと批判の声が上がったという。

これを見た韓国のネットユーザーからも「大統領の顔を的にするのはやり過ぎ」「幼い子どもにまでやらせるなんて…」「まるで北朝鮮だ」「いくら憎くてもやってはいけないこと。大統領夫妻らを標的にして殺人の練習をしているのでは」などの声が上がっている。

一方で「先に度を超えたのは政治や検察」「国民の怒りがそれだけ膨れ上がっているということ」と理解を示す声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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