Record Korea 2023年2月15日(水) 10時0分
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14日、韓国・マネートゥデイは「6日にトルコ南部で起きた地震の影響で、7400キロ離れた韓国でも地下水の水位が最大で7センチ上昇した」と伝えた。写真はソウル。
2023年2月14日、韓国・マネートゥデイは「6日にトルコ南部で起きた地震の影響で、7400キロ離れた韓国でも地下水の水位が最大で7センチ上昇した」と伝えた。
韓国地質資源研究院によると、同院の研究チームがトルコ地震後に韓国の地下水水位に変化があったことを感知した。地震と地下水の相関関係を分析するのは、地震波により帯水層(地下水で満たされた地層)や地下放射性廃棄物用地など、地中環境に影響を及ぼす可能性があるからだという。
研究チームは慶尚北(キョンサンブク)道・聞慶(ムンギョン)と江原(カンウォン)道・江陵(カンヌン)で地下水の水位を測定。その結果、聞慶ではM(マグニチュード)7.8の本震後に水位が7センチ上昇し、M7.0以上の余震後に3センチ下降していた。江陵では本震後に3センチ上昇したという。地震が発生すると不規則的な地下水の流動が発生する。また、地震波により帯水層周辺の岩石などに圧力が加わり、その影響で地下水の水位が上昇と下降を繰り返すという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「7400キロも離れているのに影響があるなんて」「自然の力は本当に恐ろしいものだな」「自然の前では無力だ」「7400キロといっても、宇宙から見ればほこりみたいなもの。むしろ、影響がないほうがおかしいだろう」「古いわが家なんてすぐに潰れてしまいそうで怖い」「ということは原発は危険だな」「地中深くまで掘削すること、ミサイルや人工衛星など地震を誘発する行為も禁止すべきだ」「シンクホールが発生する可能性があるよね」などの声が寄せられている。
一方、「地下水の水位なんてもともと変化するものなんじゃないの?。こじつけっぽいな」「東日本大震災の時の影響はどのくらいあったのかも調べてほしい」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)
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