中露、衛星測位システムのステーション建設で提携へ=米「GPS」に対抗―中国メディア

Record China    2014年7月10日(木) 16時14分

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9日、環球時報によると、ロシアと中国は、ロシアの衛星測位システム「GLONASS」と中国の「北斗」のステーションを両国に設置することなどを含む、さまざまな協力の方向性について協議する。資料写真。

2014年7月9日、環球時報によると、ロシアと中国は、ロシアの衛星測位システム「GLONASS」と中国の「北斗」のステーションを両国に設置することなどを含む、さまざまな協力の方向性について協議する。

GLONASSの関係者によると、米国の「GPS」に比べ、中露のシステムの市場シェアは低いことから、両者が提携することで国際競争力を高めることが可能だという。測位精度では、ロシアのGLONASSは高緯度、中国の北斗は低緯度に優位性があり、相互補完が期待される。

北斗はアジア太平洋地域での運用が始まっている。今後、カバー地域を全世界に拡大するためには、海外でのステーション建設が欠かせない。ロシアとの提携はその第一歩となる。(翻訳・編集/NY)

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