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日本で鍋料理を味わってみた―中国人記者

Record China    2023年2月16日(木) 13時0分

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中国紙・環球時報は10日、「日本で鍋料理を味わってみた」との日本駐在特約記者による文章を掲載した。

中国紙・環球時報は10日、「日本で鍋料理を味わってみた」との日本駐在特約記者による文章を掲載した。

同記者は「寒い日に一番いいのはストーブに当たりながら鍋を囲み、酒を飲むことだろう。中国の多くの地方では鍋がよく食べられているが、実は日本にも同じような食習慣があり、中国同様、地方ごとにこだわりの鍋料理がある」と紹介し、今年1月に横浜赤レンガ倉庫で行われた「酒処 鍋小屋2023」のイベントの様子を伝えた。

まず、「今年は13の地域の飲食店が出店し、鍋料理のほかに地元の酒やつまみも提供していた。会場は昼12時にオープン(土日は午前11時)するが、オープン前から寒風の中、多くの人が列を作っていた」とレポート。

イベントのセット券には、日本酒26種類の中から3杯飲めオリジナルおちょこが付いた「ちょい呑みセット」(1800円)と、それに加えてミニ鍋が3倍食べられる「ちょい呑み・ちょい鍋セット」(2800円)があったと説明し、「この価格は赤レンガ倉庫のほかのおしゃれなレストランと比べても決して安くないが、イベントの昭和レトロな雰囲気は他のレストランにはないものだ」と評した。

続いて、「入り口には赤いちょうちんが掲げられ、昔ながらの居酒屋の雰囲気が醸し出されていた。会場にはエアコンがなく寒いのではないかと思ったが、赤いちょうちんが視覚的に温めてくれた。両脇には夜市のように屋台のブースが並び、中央にストーブを囲む形で屋台のような飲食スペースがあった。オープンから10分も経たないうちに満席となり、どのブースにも長い列ができていた」と紹介した。

秋田きりたんぽ鍋、信濃霜降りひらたけ鍋、博多もつ鍋などが並ぶ中、同記者は2500円ほどで横浜牛鍋と石狩あんこう鍋を食したといい、「味はとても良かったが量が少なく、腹4分目といった感じだった」「お酒の品ぞろえが豊富で、鍋料理に合うように厳選されたものばかり。周囲を見渡すとほとんどの人が手に1杯持っていた」とつづった。

会場の外の椅子も多くの人で埋まっていたといい、記者は「気温7~8度の中ではどんなに熱いスープもすぐに冷めてしまう。しかし、人々が太陽の下でリラックスした様子でしゃべったり笑ったりしているのを見ていると、ここが『鍋小屋』の一番(心が)温まる場所なのかもしれないと感じた」と結んだ。(翻訳・編集/北田


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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