Record China 2023年2月18日(土) 13時0分
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13日、中国メディアの環球時報は、日本で「空気の缶詰」が流行しているとする記事を掲載した。
2023年2月13日、中国メディアの環球時報は、日本で「空気の缶詰」が流行しているとする記事を掲載した。
記事は、日本ではここ数年「空気」を売ることに商機を見出す現象が起きており、特に「空気の缶詰」が出現していると紹介。その代表格が富士山観光のお土産として売り出されている「富士山の空気缶」であるとし、「富士山に登ればその時の思い出がよみがえり、登らなくても富士山の新鮮な空気を感じて気分がリフレッシュされる」という宣伝文句で販売されていると伝えた。
また、「富士山の空気缶」について評価が分かれる中で「開けても富士山の香りはしない上、缶の鉄臭さだけが漂う代物。しかし開けずに保管しておけば、富士山の景色や登った経験といった美しい記憶をよみがえらせてくれるかもしれない」とその独特の価値を説明する人もいるとした。
さらに、19年に発売された岐阜県関市平成(へなり)地区にある元号橋の空気を詰め込んだ「平成の空気缶」も有名になったと紹介。現地住民が「平成時代に対する感謝の気持ち」を込めて手作業で作ったもので、多くの人が平成時代に対するノスタルジーを刺激された結果1個1080円という値段にもかかわらず、ネットでの販売開始からわずか30分で売り切れてしまい追加生産を行ったと伝えている。
記事はこのほか、ネットの中古品売買プラットフォームでも21年の初めに「2020年の空気」と書かれたビニール袋入りの空気が2000〜6000円で続々と出品される現象が発生し、注目を集めたと紹介している。(翻訳・編集/川尻)
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